明朝体の縦画の終筆の角度はおかしくないか?

10年以上も前から不思議に思っていたのが、明朝体の縦画の終筆の角度です。だれに聞いてもこれはといった説明をしてくれないので書きます。どなたか教えてください。

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図1は欧陽詢の「九成宮醴泉銘」の「下」です。「九成宮醴泉銘」は楷書の極則といわれている名品です。
横画の起筆、終筆。縦画の起筆、終筆とも左上から右下に角度が付いています。筆で書けば当然こうなります。

図1

図2はリュウミン-Uの「下」です。なんでも良かったんですが、太い方がわかりやすいんでこれにしました。横画の起筆、終筆は左上から右下に角度が付いていますが、縦画の終筆は左下から右上に角度が付いています。これはリュウミン-Uに限らず、ほとんどの明朝体がこうなっています。どうしてなのでしょう?

図2

図3は縦画の向きを左右逆にしたものです。本来はこうなるべきなのではないでしょうか?
えっ? 「おかしい」って?
きっと見慣れていないだけですよ。(笑)

図3

図4は楷書に倣って終筆の角度を急にし、横画のウロコのようにすこし左にせり出させて、右側を少し削ってみたものです。やっぱり変ですか?

図4
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