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変な文字みつけた2(2003年2月11日)

リキュールのビンのラベルの行書
(つじつまのあわない筆の動き)

平面的な方向だけではなく、紙から急激に離れたか、徐々に離れたのかも見なければならない。
点と点のつながりを例に見ていこう。

こんな雑文でも一応著作権法で守られています。無断転載はしないでください。

ハネが短い場合である。ハネが短いということは筆が急激に紙から離れたということだ。野球にたとえればピッチャーフライだ。だから上空から垂直に近い角度で降りてくる。

これはハネが長い場合である。
ハネが長いということは筆が徐々に紙から離れたということだ。野球にたとえれば糸を引くようなライナーだ。

短いハネから長い着地へ。これはおかしい。
ピッチャーフライをグラブを地面と水平にして捕っているような字だ。

長いハネから短い着地へ。これもおかしい。
ライナーをグラブを上に向けて捕っているような字だ。

ただ、これは距離が近いからおかしいのであって、ふたつめの点がもっと遠ければつじつまが合う。糸を引くような弾道で途中からホップしてホームラン。テニスのスライスのリターンも糸を引くような弾道でネットを超えてからホップして落ちる。そういう筆づかいもある。だがそれにはそれなりの距離が必要だ。近いからおかしいのだ。

どちらも間抜けな字だ。
行書の漢字フォントではこういうのが多いのである。

これはなにも行書だけに限ったことではない。
楷書でも同じようなことが言える。

それについては次ページで。

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