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岡澤研

席亭の府川充男さん『聚珍録』を上梓

2005. 4. 27 up

出版を祝う飲み会で
左手前から府川充男(築地電子活版)、小池和夫(築地電子活版)、紺野慎一(凸版印刷)、右奥から岡澤慶秀(字游工房)、佐々木愛(大日本印刷・秀英体プロジェクト)、佐賀一郎(女子美術大学大学院・森啓研究室)、鈴木功(タイププロジェクト)、小澤裕(タイプフェイスデザイナー)[大熊肇写す](敬称略)
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岡澤研の席亭・府川充男さんがライフワークとして取り組んでいた『聚珍録』をついに上梓した。2005年4月21日、岡澤研のメンバーは、幹事の岡澤慶秀さんの職場・字游工房に集合して『聚珍録』を閲覧。その後、字游工房御用達の居酒屋「青柳」で飲み会に突入した。
この日は、佐々木愛(大日本印刷・秀英体プロジェクト)、佐賀一郎(女子美術大学大学院・森啓研究室)のお二人がゲストで参加した。
岡澤研のメンバーのうち、竹下直幸(タイプフェイスデザイナー)さんは、お酒を飲むと花粉症が悪化するとのことで飲み会を欠席。道廣勇司さん、安藤修さんは欠席。


『聚珍録(しゅうちんろく)』
圖説=近世・近代日本〈文字?印刷〉文化史、府川充男撰輯/B5判ケース入り・全3巻セット価格47,250円(本体45,000円)(分売不可)
近世・近代日本印刷史関係の定説を全面的に書き換える初めての通史! 本書は,活字の字体・書体・組版の研究から,現在のデジタルフォントの設計にまで示唆を与える3巻構成の大冊で,幕末から昭和期に至る日本の活字(漢字・仮名・約物類を含む)字体組版の歴史を,三千点を超える豊富な図版をもって余すところなく論じた。全三巻(第一巻【字體】,第二巻【書體】,第三巻【假名】,総3,344ページ)

『聚珍録』の購入は下記のサイトから
三省堂  http://www.sanseido-publ.co.jp/publ/syuchinroku.html
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